夏の最後の日、気になるあたまをもつ彼女の作品を観に。
「スタッカート展」。どの音のどの音階からスタッカートがはじまるのかなーと
駅からまっすぐのびる坂道をあるいてゆきました。
絵画展なのですが、音はねーすごかったです。
ふーってふいたしゃぼん玉のような。今回の作品たちからうけた印象です。
とうめいの形ある物の上に彼女の中に住む子たちがとりどりのいろとともに姿をみせてくれました。彼女の作品の飛び込んでくる印象は「いろ」なのだけど、今回は透明感を感じる「いろ」。ガラス絵とはまた違う透明感。素敵でした。
この日、ひとりのこを選ばせてもらいました。
「走るこ」の作品です。
わたしはよくよくいちばんそばにいる彼に「なんで?」とか「どうして?」とか言われます。それは自分でも解っているんです。こちらに進む方がうんと素晴らしいってこと。でも、弱虫のわたしはあきらめたり、違う方向へ進んでしまうんです。なので、勇気をもって今までとは逆走できるように。力強く走るこのこにそばにいてもらおうと思って。そして、この日、彼女からもらった「もっと、アピールしなくちゃ」のことば。この日を過ぎてからも度々、わたしの思考に顔をのぞかせます。やっぱり、努力している人の言葉の存在力はすごいです。
バイバイと手を振って駅へ向かうとき、先ほどまで観ていたいろとりどりの作品たちがぱちぱちぱちって耳元で音を鳴らしました。しゃぼん玉のはじける音。あーこれってスタッカートみたいだなーって。しかもひとつの音や音階でなくオーケストラ並みの贅沢なスタッカート。彼女の作品は新しいお家へむかってゆくのだね。我が家にもふたつのしゃぼん。わたしの「走るこ」と彼の選んだ「エスケイプな女の子」。
やっぱり彼女は素敵です。これからも追っかけます。
帰り際、銀色の包みをもらいました。中にはこのこたちが!しかも彼女の手作り☆
何から何まで満載な素敵な女の子です。
じゅりちゃん、ありがとー☆