ドアノックのあと 2

長い時間をカーテンとして過ごし、今、現代にキルトで新しい顔となった作品を観に。
神楽坂でキルト教室をされている方とその生徒さんたちの作品展です。
先生の作品展へゆくのは2回目です。
今回もいくつかの写真を見させていただいていたので、会えることがとても楽しみでした。
前回よりもひろーい空間でしたが、どれも大作で驚きました!だってちいさな、ちいさな生地が!てぬいでつながれて!キルトでしか味わえない模様をつくりだす!生地のとりかたやステッチ。脱色したり、染めたり。先生のこだわりと思いは話を聞けば聞くほど、感動でためいきがでます。
そして、作品の見せ方にも細部にわたって気を配られていてためいきの声も嗄れそうなほど。素晴らしいです。

その空間のほぼ中央にベビーピンクのピアノがありました。
じつは先生のご主人さまの作品。
前回の展示でもご主人さまの作品がその空間に「暮らし」をふきこみます。
ピアノの裏側はアトリエのようにディスプレイされていました。
ひとはり、ひとはりすすめてゆく風景が見えてきます。
クリスマスの準備がそのちいさなアトリエでは進められていました。
そこで目のあった彼と挨拶を交わしました。

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