どろん

わたしは何かあると「どろん」したくなります。
じぶんのことを知ってる人がいないまちへどろん。
ドアにカギをかけてじーっと家のなかでどろん。
ひとりで暮らしていた頃もたびたび「どろん」したい日はやってきて、
ふたりで暮らしているこのごろも「どろん」はやってくるのです。
かたちにしたいのにこころのなかがあぶれそうになるとどうしても…ね。
なので、このHUISを知ったとき、「わおー」って思ってしまいました。
おしゃれにふたりぐらしの家の中で「どろん」?
いえいえ、ちいさな家主さんのお家です。
真っ白な上にちいさな家主さんはどんな夢を描くのかなー?

roverdover pecoにてお取り扱いしております。
ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

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真上をめざす

太陽から逃げながら、ほんのすこしの日陰ににげこんでおなじ顔。

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葉の色はすっかり夏色のふかみどり。
背の高いふかみどりの森に囲まれたちいさな湖。
向こう岸まで見えるちいさな湖にはすでに釣り人が縁取りするように並んで竿をおろしていました。
時計の音の消える景色。
風がみなもにかたちをつくると太陽の光もその波紋に合わせいくつにもいくつにもなってよせてきました。
なんどもくり返すその波をみていたらさかながこちらに泳いできました。
大きく口をぱくぱくぱく。
「夏がはじまったね」

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庭へ

こころがからっぽになったとき、
こころがかかえきれなくて倒れてしまいそうなとき、
この庭へいそぎます。
この庭には空を見上げる角度ほどの大きなスモークツリーがいます。
庭にいる間、なんどか雲の流れにあわせて雨が通り過ぎました。
そのしずくたちが葉脈に沿って並んでみせたり、盛りの過ぎた花びらをも美しくみせてくれました。
そして、もじゃもじゃのふわふわの上にもそのしずくがあつまって、見上げる私の上にもしずくをのせてゆきます。
我が家のスモークツリーもこーんなに大きくなるといいなーっていったら苦笑いしてました。webマスターの彼は資料のための撮影でいそがしく庭を歩いていました。

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オーダー

ブルブルってくるぐらいだいすきなアーティストのポスターを買ってもらいました。
それは、間にある大きな大陸と広い海を越えて届きました。
中身の内容欄に書かれた「POSTER」の文字にでさえこころがジャンプ。良い具合の文字のカーブが‥いいねー。
数週間後、勢いのあるドアノックにおどろいてドアをあけると見たことのある筒を渡されました。!。2個届いた‥あわててオーダーミスしていないかを調べてみても大丈夫のようなのでメールをしてもらいました。返事がなかなかこない日々が続きました。「返事、きた?」も忘れた頃、返事が届きました!手違いで送ってしまったこと。2個目はプレゼントしてくれること!なんて人生ってサプライズなことがおこるのだろー!神様、ありがとうございます。そして、
Takk Jónsi&Alex

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ワクワクするもの

大抵、「目的はなかみ」だと思うけれど、
パッケージデザインが「ワクワクするもの」は私には必要です。
素敵な顔の並ぶお店にゆくとすべてと「こんにちは」したくなります。
先月から何かと東京駅を使うことが重なって
ワクワク度の高いDEAN&DELUCAへ。
「これ!」と決まるものは悩むことがなくかごの中へ。
絵と色のバランスにぎゅっとなって買ったハーブティー。
中身も素敵でした。
お湯が沸くのを待っています。

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味覚

シュワシュワ? ガリガリ?

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フレデリックとさかなはさかな

わたしの本棚に「フレデリック」、
かれの本棚に「フレデリック」。

なのでわたしたちの本棚には「フレデリック」がふたつ並んでいます。
わたしはこの本を「スーパーウーマン」とよばせてもらっているかたから
いただきました。最後のページにいただいたことばにはいまでも顔をあげられなくて。
ただ、いつのわたしでもまわりのスピードから3年後だったり、8年後だったり、
まだその気配すら感じられなかったり‥のすすみ具合なのは変わりません。
「さかなはさかな」で「フレデリック」になれたら‥素敵だな。

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イギリス病

眠っていたイギリス病に火をつけたコート。

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smoke tree

「夫婦になると花じゃなくて、木を選ぶんだよなー」
胸に金バッジをつけてもらったような気持ちになって誇らしげな顔にさせてくれる言葉でした。
花屋のご主人はずっと優しい笑顔で話してくれました。

もう14年も前のはなし。
その花屋が見えてくると、わたしのこころの中にひとつのあぶくが浮かび上がって、通り過ぎるころにはぱちんとはじけて消えてしまう。職場のアンティーク屋へゆく道の途中にその花屋はあったのでどきどきのあぶくは日々浮かび上がってはぱちんとはじけていたのでした。透明人間になれたらぎゅるの横をするりとぬけて見たことのない花をじっくり覗き込んだり、鼻のなかに花の香りをいっぱい集めたり、背の高い円柱のガラスに活けられた花の茎を観察したり、水辺に咲いているように美しい顔をした花々を目でなでたり‥と想像しながら。

おつきあいしているころ彼はその花屋でえらんでくれました。

ことしで7年目のスモークツリー春をすぎるとすっかり新しい葉を広げます。そして、花が咲いてそのあと‥もじゃもじゃのふわふわになります。秋には葉が紅葉するのだけど赤が「赤!」になります。秋にお見せしたいと思います。

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